プロジェクト統括部
インタビュー
M.H & N.Y
本日はよろしくお願いします。
まずは、簡単に入社の経緯をお二人それぞれ教えていただけますか?
- N.Y
- 最初は、紹介会社に紹介されました。前職は完全にソーシャルゲームの開発だったんです。ランド・ホーでは、ソーシャルゲームだけではなく、コンシューマやアーケードなどもやっていたので、興味を持ちました。この会社でなら色々できそうだなと思って入社しました。
色んなことに挑戦したかったんです。あと、楽しく仕事ができそうだなと思ってそれが一番大きかったです。
- M.H
- 私は、前職がベンチャーっぽくてちょっと大変だったので、ベンチャーではない会社が良いと思っていて。歴史のある会社を探していたんです。
それで言うとランド・ホーは、設立から20年たってますからね、歴史ある開発会社です!笑
- M.H
- 自宅が神奈川なので、勤務地が近かったというのも大きいです。前職は麻布だったんで(笑)
あと、面接官がみんな人当たりが良かったので、この会社は平和だなって思ったんです。一次面接ではガツガツ系の会社が多かったので、ランド・ホーはほんわかしていたのがすごく良い印象でした。
- N.Y
- そうそう。面接の時、ほんわかしてた。
確かに、面接官の印象って大事ですよね。そこから会社の雰囲気が想像できるというか。お二人にはランド・ホーは好印象だったのですね。現在担当しているプロジェクト(以降PJ)についてちょっと聞かせてください。
- N.Y
- 僕は、最近PJが変わったんです。運営中のものから開発中のものに移動しました。どちらもランド・ホーの中では大きいPJです。
- M.H
- 私は入社以来、こまごまとしたPJの担当をしていますね。
お二人の担当しているPJは、かなりタイプが違いますよね。
どんなことをしているか教えてください。
- N.Y
- 前のPJでは、PMサポート作業やプロモーションに合わせてこんな事したら面白いんじゃないか、など施策を提案したりしていました。監修に出す部分のやり取りや、見積もりのやり取りなどをしてましたね。
入社してすぐだったので便利屋的な動きもしてました。新規企画に向けてのアイデアだしとかですね。
今の仕事のメインはスケジュール管理ですね。あとは引き続きPMのサポートしてます。
シナリオ進捗や今後の流れや管理確認その他相談などをしています。
PJが変わってPMサポートの内容は変わりましたか?
- N.Y
- 前PJでは対外対応がすごく多かったんですけど、今は減りました。現PJでまだやってないだけかもしれないですが(笑)
すでに運営フェーズに入ってたPJだったので、進め方がある程度できていて新規のスタイルを作ることはあまりなかったです。現PJはまだ制作中なので色々と新しい管理のスタイルを作ったり提案することが多いです。
M.Hさんの現在の業務はどんなことをしているんですか?
- M.H
- PM業務と他のPMのサポート業務をこなしています。何でもやっています。
実は、以前の仕事では開発以外でも採用、契約書締結や障害対応したり、部長職もやっていたんですよ。
ある程度なんでも賄うようにできているんですよね。なので、言ったら「上位何でも屋」です(笑)
こまごましたPJが集まっているチームのPMは、大規模PJとはまた違った苦労がありそうですね。
- M.H
- 開発期間が短いPJでは、外部スタッフにスポットで来てもらうことがあり、人の管理は大変です。長いPJだと人をつけて後はうまく回せばいいんですが、私の担当するPJは比較的開発時間が短いので、そのたびに新しい人を探してこないといけないんです。
PJが終わってしまうとまた新しいメンバーを集めないといけないんですね。
社員はそのままいたとしても、外部スタッフは入れ替わりますもんね。
- M.H
- たとえ能力のある人でもPJが終わると離れてしまうのが残念なんです。すごく良くできる人でもそのまま次のPJが始まるまでいてもらう事がないんですよ。短期PJなので、予算もタイトなんです。
N.Yさんは色々なことをやりたいって言ってましたけど、M.Hさんの担当しているチームはどのような印象ですか?
- N.Y
- あのチームは見てていいなって思います。単純に幅が広いっていうのもありますが、作ってる商品が面白いものが多いなと思ってて、うらやましい。
この間たまたま、おじさんがウルトラマンアバレンボウルやってるのを見たんですけど…。
- 一同
- ええええええ!!!
- N.Y
- 驚きつつほほえましかった。「toio」ももちろんそうなんですが、ウルトラマンアバレンボウルは幅広い年代に受けているんだなって思いました。
「toio」にしろアバレンボウルにしろ、ひとつのPJの中で色々と発想を広げられるのが面白いと思ってます。
僕自身、ボードゲームなどをするのが好きなので、あんな感じで色々と発想できたり提案ができるのは魅力的ですね。
N.YさんはPMとして入社されていて、現在もPMだったりPMサポートという業務をされてますが、実はディレクターもやりたいなど思っていますか?
- N.Y
- ん~あんまり考えてないです(笑)
もしかしたら、言われていたのかもしれないですけど、あまりその切り分けは気にしてなかったです。
そうなんですね。あれ?N.Yさん前職はどういったお仕事でしたっけ?
- N.Y
- 前職がソーシャルゲームの進行管理で、その前がアニメ業界だったんです。
- 一同
- おおおお!
あ!プロジェクト統括部の部長から、面白い経歴の人を面談したよって聞いたのを思い出しました(笑)
- N.Y
- アニメ業界では演出のほうを志望していたので、その延長でゲーム業界に入った感じですね。
- M.H
- N.Yさん、最初はディレクター寄りだったよね。PMの会議に出てなかったもんね。
- N.Y
- そうそう、アシスタントをしながらディレクターかPMかどっちか考えるみたいな、ちょっとフワッとした感じでした。
- M.H
- 確かに、N.Yさんは丁寧に適性を見ながらって感じだったな。
- N.Y
- ふふふ(笑)
- M.H
- 私はどちらかというと、いきなりドボン!(笑)
「えええええええ!!!」って感じでした。
- N.Y
- ほら、そこは、やっぱり業界経験値が違うから(笑)
M.Hさんも企画提案をやりたいなど、考えていますか?
- M.H
- 実は、本来で言うとひとつのPJにどっぷりという方が得意なんですが、「私なんでもできるんで(笑)」色々なことをマルチで進めていくということを求められがちなんだと思います。
業界経験で言うと、もともとプランナーからディレクターという流れで来ているので、企画提案は好きだし面白いですが、今は人を助ける仕事をしたいんですよね。
だから、チームで若手のディレクターのサポートや相談に乗ったりするほうがやりがいがあります。
最近は、PMひとりでPJをひとつ見るというのが主流になっていますね。
- M.H
- PJの本数ではなくて、実は人数なんだと思うんですよ。PMひとりで何人見れるのかという考え方じゃないと回らないと思うんですよ。
ちなみにお二人は今何人のメンバーを見ていますか?
- N.Y
- 僕は、前PJも今のPJも大体50人位ですね。
- M.H
- PMひとりが見れる人数は50人位に壁があると思います。
私は15~20人位かな。だから、人数的にはもっと見れると思うんですが、私の体がひとつしかないので並列にも限界があるんですよね。
これ以上PJが増えると、クライアントのところに行くのに無理が出てくる。
そこの難しさがあるかなぁ…。私自身、営業周りが得意ではないので特に難しいです。そういう部分は営業が得意なPMに手伝ってもらったりしています。
お二人は、今までの経験は活かされていると思いますか?
- M.H
- PJから会社側のことまで一気通貫で経験ある人ってあまりいないと思うんですよね。
私は、そんな経験をしてきた希少種なので何をやっても今までの経験が活かせてます。
多少乱暴に扱われても私はある程度は何とかなるし(笑)
- N.Y
- もとの業界は違いますが、アニメの進行管理を経験した後だと、大体のことは受け入れられるようになっています(笑)
あと、自分から話しかけるのがすごく苦手でしたが、学校を卒業して一年間だけ営業やっていて、そこで人と話すことができるようになったと思います。色々な経験が今に繋がり役立っています。
体力面もアニメ業界でかなり鍛えられました(笑)
- M.H
- 確かに体力ありそうだ!(笑)
PMとして、小規模PJと大規模PJそれぞれで管理をする上で難しいと思うことはどんなことですか?
- N.Y
- 僕が直接管理しているわけではなく見ていて思うのは、長期間となった時に、自分の分からない範囲(僕だとイラストやプログラムなど)が当然あるわけです。もちろん、その工数は経験である程度読めるんですが、最終的には開発側から出てきた工数でしか読める部分がないわけで、でも、全員の主張は交わらない(笑)
そういう部分をきちんと理解したりバランスをとることが難しいです。けど、すごく大切だと思います。
あと、スケジュールに乗せるっていうのがPMの最大の責任だと思っています。
スケジュールに乗せるためにどうするかっというのは、実際にPMが頑張ってもどうにもならなくて開発の現場の人たちに頑張ってもらうしかない。アニメの時もそうでしたが、開発していると色々なところで軋轢が生じたりすることが多いですよね。周りに頑張ってもらわないといけないんだけど、自分はそれを見守るしかない。そういう部分が大変だなと思います。
チームが大きいと軋轢が生まれる部分も増えそうですね。
- N.Y
- そうそう。大きいとそれだけ人数が増えてくるのでひとりひとりの譲れない部分が増えていくんです。
ひとりで作業している場合は、ひとりの責任ですが、例えば10人の人がいる場合、10人分の責任をもって決めていかないといけなくなる。10人いたらひとりが10%ずつ頑張ればひとり分になるというわけではないので、難しいです。
そんなに単純だったら簡単ですが、そうではないですもんね。
逆に、小規模PJでは、どのようなところが難しいですか?
- M.H
- 私も長いPJやったことがありますけど、「こういう時こうだったよね」とか、「こういう風にしてきたよね」というような歴史が積み重ねられていくんで、決めるのが意外と簡単なんですが、それがほとんど無い。毎回ゼロからのスタートなんですよね。ある意味毎回新鮮な気持ちでスタートします。
外から見てるといろんなことできて楽しそうだなって思いますけど、なかなか大変ですね。
- M.H
- そうですね、期間が短く徐々に覚えていくということがないので、ある意味ハードワークです。
やはり大規模PJも小規模PJもそれぞれ難しさがありますね。
業務でもご自身のことでも転職して変わったところはありますか?
- N.Y
- 一番変わったのは、話しやすいっていうことです!
え?(笑)そんなに話しやすいですか?
- N.Y
- です。(笑)アニメをやっていた時は、話しかけると集中が切れたって怒られたりすることがあったんですが、今は話すと全員きちんと対応してくれるのですごくやりやすいです。連絡が取れなくなる人もいないし(笑)
一回納期を言ったら守ってくれるし、みなさんが親切でしっかりしていると思います。
無駄が少ないなっていうのもすごく感じます。意味ない会議や無駄にダラダラすることがないので、やりやすいしこっちも受け入れやすい。
プラス、楽しく仕事をやってるんだなっていう感じもあります。作ってるものへの思い入れがしっかりあって、単なるファンではないところがプロフェッショナルだなって思います。
M.Hさんはどうですか?
- M.H
- ん~~~。
そうですね、人の入れ替えが多いPJに対応したのは初めてで、一番変わったのはそこかもしれないですね。
それぞれPMとしてPJに関わっているわけですが、どんなことにモチベーションを感じていますか?
- M.H
- 出来上がるものが面白いので、作品がリリースされること自体にモチベーションを感じてます。
あと、クライアントからの評価が大きいですね。クライアントが喜んでくれることが大事だし、そこがモチベーションになります。小規模なPJなのでクライアントからの反応が分かりやすいんです。
- N.Y
- 僕はモノ作りが好きなので、それに関わっていること自体がモチベーションですね。
その中で、誰かがちょっとでもやりやすくなってくれるのが嬉しい。相手の反応があってもなくても人のためになることをするのが好きなんです。
それと、文章を読むのが好きなので、今はたくさん読めるのがうれしいですね。例えば、新しいシナリオに早くに触れられるっていうのはモチベーションにつながります。
それでは、最後にこれを読んでいる方に一言メッセージをお願いします。
- N.Y
- 僕のこれまでの経験がちょっと・・・かもしれないですが(笑)
ランド・ホーは、皆さんが想像しているよりずっといいところだと思います(笑)
ちゃんと話も聞いてくれるし、人の考えや意図を汲んでくれる人が多い会社なので、業界にいる方でもすごく働きやすいと思います。
自分がやってみたいことにも理解があって、挑戦させてくれる会社だ思います!ぜひ応募してください!待ってます(笑)
- M.H
- どういう仕事の仕方をしたいかにもよりますが、ランド・ホーに一番向いている人はTOPダウンが苦手な人だと思います(笑)びっくりするくらいTOPダウンがない会社です。
これは、だからと言って投げっぱなしっていう事ではなくて、良い意味で現場に裁量を委ねている(珍しい)会社だと思います。
自分でものを作ることに集中したい、現場で作りたいものがある人向きですね。めんどくさい仕事はPMがやりますから(笑)
PMとしても、TOPダウンでの圧がかかることがないので自分自身でPJを回している感が強く、やりがいがあります!