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2020.06.10
本日ランド・ホーは、無事21回目の設立記念日を迎えました。
弊社代表塚本より、お世話になった皆様、これからお世話になる皆様への感謝の気持ちを込めたメッセージがあります。お時間のある時にぜひご一読ください。
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お世話になっております。株式会社ランド・ホー 代表の塚本と申します。
まずはじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。そして日々医療の最前線で患者さまの治療に尽力されている医療従事者の皆さまに、心から敬意を表するとともに、深く感謝を申し上げます。
さて、本日6/10は弊社の21回目の誕生日となります。
21回目の誕生日を無事に迎えられたのも、ひとえに日頃よりお世話になっている皆さま方や、制作したコンテンツを楽しんで頂いているユーザーの皆さま方のおかげでございます。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
会社設立の1999年当時は、現在のような各種スタートアップ支援体制もなかったため、設立メンバーで資金を持ち寄って資本金としました。会社設立諸手続きも、代行業者に依頼するお金がないと言う理由により、その手の本を読んで自分たちで全てを行いました。登記簿も自分で手書きし法務局で登記致しました。(当時登記簿は基本手書きだったのです。)
役割分担の中で、最も字が下手だと思われる僕が登記簿を書いて登記したため、一番最初に登記簿を見せたセガの宮崎浩幸さん(現・株式会社セガ・ジャパン事業部副事業部長)に、
「こんなに字が汚い登記簿見たことがない」
「会社ある限りこの登記簿がつきまとうんだぞ」
「恥ずかしくないの?」
「しかし下手くそな字だなぁ」
「他のメンバー誰も何も言わなかったの?」
と、会社の行末を心から案じていただいた事を昨日のように思い出します。
人生で初めて登記簿を書くという事態に緊張していつも以上に下手な字でした。ミミズ?みたいな。いつの間にか時が進み、登記簿も完全電子化となり知らぬ間に行政側でワープロで清書され、登記簿を取得しても僕の手書きの登記簿は取得できなくなりました。その時はじめて「あっ会社できて結構時間経ってる」と感じました。
現在の社会情勢の中、関係者皆さま方のご理解を頂戴し、弊社も4月頭より在宅ワークを基本としており、現状6月末まではこの体制を続ける予定でおります。
最近、ZOOMで来年新卒入社予定の皆さまとの面接を行っておりますと、ちょうど会社設立年に誕生した方々とお話する機会が多く、「あっ会社できて結構時間経ってる」感を今までより多く感じる日々です。
皆様が、他社さまではなく弊社でゲームを開発したいと言って頂くのを聞くにつれ、心改まり、会社も僕も頑張らねばと身が引き締まる思いです。
そんな中ではございますが、6/1には元SCEの小林康秀さまに取締役として就任頂き、現経営陣の至らぬ点をご指導頂ける事となりました。また、7月にはオフィスフロアを更に増床し、より一層の成長に向けて体制の強化を図って参ります。
どこの投資も受けていない、どこの資本も入れていない完全独立型の開発会社として、プラットフォーム、フォーマット、ジャンル、使用ミドルウェアなどの全てに捉われることなく自由に行き来できる日本のゲームデベロッパーとして、唯一無二の存在としてあり続けたいと考えております。
22年目も、皆さまが心から楽しんでいただける「みんなの楽しい」を、いっぱいいっぱい創出していけるよう社員一同頑張って参ります。
何卒引き続き宜しくお願い申し上げます。
2020年6月10日 株式会社ランド・ホー 代表取締役 塚本昌信